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アフターピルのご案内

2025.09.12

アフターピルのご案内

 

当院採用のアフターピル

レボノルゲストレル錠 ¥12000(初診料および税込み)

性行為から72時間以内に服用する黄体ホルモンのくすりです。

 

【アフターピルの妊娠阻止率】

性行為後72時間以内に服用すると妊娠阻止率は84%です。

妊娠阻止率とは、最も妊娠しやすい排卵日直前の時期であっても妊娠を防ぐことのできる確率のことです。

 

アフターピルの主な働きは排卵抑制ですので、排卵日前であればなるべく早く飲むと避妊率が高まります。

性行為から24時間以内 妊娠阻止率95%

性行為から48時間以内 妊娠阻止率85%

性行為から72時間以内 妊娠阻止率58%

 

排卵2日前から排卵日にかけての性行為はアフターピルを飲んでも0.3%の妊娠率が報告されています。

 

排卵日がいつかわからない場合は、エコー検査で卵胞の大きさを調べることで排卵日を推測することができます。

 

【アフターピル内服後の消退出血が起きるタイミングは】

一般的には7日前後で出血することが多いです。

飲むタイミングによっては、2-3週間後に月経が始まりますので、月経予定日より1週間ほど月経が遅れることになります。

 

排卵前に服用すると、3-7日に少量の出血があり、その2週間後に月経が始まります。

排卵後に服用すると、3-7日で月経が始まることが多いです。

 

【性行為後72時間を超えてしまった場合】

性行為から120時間以内 ミレーナの妊娠阻止率99%

ミレーナ挿入 ¥60,000(初診料および税込み)

 

【低用量ピル使用中のアフターピル】

  • ピル開始1-7日目の間に3日以上飲み忘れる
  • 新しいシートの服用開始が3日以上遅れた

このようなときには排卵する可能性が高まりますのでアフターピルを併用すると安心です。

 

【アフターピル使用後も避妊が必要】

排卵前にアフターピルを服用すると排卵のタイミングを4-5日遅らせるので、アフターピル服用後もきちんと避妊をする必要があります。

避妊することが難しい場合は、アフターピル服用12時間から通常の避妊用ピルを使用しましょう。

 

避妊用ピルの価格

ファボワール ¥2,500(税込み)

トリキュラー ¥2,500(税込み)

スリンダ   ¥3,500(税込み)

 

【避妊できたことの確認】

アフターピル服用の3週間後に妊娠検査で陰性を確認してください。

服用後3週間たっても出血がなければ、診察を受けることをおすすめします。

 

【アフターピルの副作用】

吐き気、下腹痛、頭痛、乳房の張りなどの症状を20%の方にみとめますが、吐くほどひどい症状はきわめてまれです。

内服してから2時間以内に吐いてしまった場合には、追加対応の必要があります。

 

避妊に関する心配がありましたら、お気軽にご相談ください。