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子宮内膜症を予防するために

2026.02.20

子宮内膜症を予防するために

 

【子宮内膜症はどんな病気?】

子宮内膜症は子宮の病気ではなく、どちらかというと卵巣の病気です。本来は子宮の中にあるはずの子宮内膜が、卵巣や腹膜など子宮以外の場所にできる病気です。卵巣の子宮内膜症はチョコレートのう腫とよばれ、卵巣の中にたまる血液が溶けたチョコレートのようにドロッとしています。チョコレートのう種は大きくなると卵巣や卵管が癒着しやすくなり、生理痛が強くなったり、不妊症になったりすることがあります。

 

【子宮内膜症の原因】

卵管を通じて子宮の外のおなかの中に経血が逆流することが原因だといわれています。

子だくさんであった時代と比べると現代女性は月経を体験する回数が増えており、子宮内膜症になりやすい背景があります。

 

【子宮内膜症にならないためにできること】

経血の逆流を減らすためには、子宮筋の動きがスムーズになり、うっ血しにくいように子宮を温めて、子宮血管をゆるませるために交感神経の緊張をゆるめましょう。

よもぎ蒸しなどの温活、布ナプキンの使用、リラクゼーション、腹式呼吸などをお勧めします。

 

【子宮内膜症は生理痛がきつくなる】

生理痛が今までよりもつらくなることがきっかけで子宮内膜症と診断されることが多いです。

 

【子宮内膜症は不妊症になりやすい】

チョコレートのう種ができると、卵巣や卵管が癒着して卵管の出口がふさがってしまうと妊娠しづらくなります。

 

【チョコレートのう種の卵巣がん化リスク】

がん化の発生率は0.5~1%といわれ、45歳以上、サイズが6cm以上であるとリスクが高くなるため手術をすすめられることがあります。

 

【子宮内膜症 治療のポイント】

子宮内膜症のポイントはこの3つ、①生理痛 ②不妊症 ③卵巣がん化リスク

妊娠できればあるいは閉経すれば、月経が来なくなるので子宮内膜症の治療につながります。

妊娠を考えていないときには、低用量ピル、ディナゲスト(黄体ホルモン)など

妊娠しづらいときには、不妊治療施設では体外受精の採卵前に手術を勧められることがあります。

 

どうぞお気軽にご相談ください。