
妊娠高血圧のリスク因子と予防法

妊娠高血圧のリスク因子と予防方法
【妊娠高血圧とは】
妊娠高血圧とは、妊娠中20週以降に血圧が140/90mmHg以上に高くなることです。
昔は妊娠中毒症という名前で呼ばれていました。
妊娠高血圧の症状としては母体の頭痛、むくみ、蛋白尿、目がちかちかするなどです。重症化すると、母体の脳出血、子癇(しかん)とよばれる意識消失を伴うけいれん症状、そして胎児の発育不良、常位胎盤早期剥離などにつながることがあります。
【妊娠高血圧のリスク因子】
40歳以上の妊娠、初産婦、肥満、糖尿病や高血圧や腎臓病、妊娠高血圧の既往、双胎妊娠
【妊娠高血圧の予防方法】
ストレスや緊張を減らしてリラックスし、睡眠時間をしっかりとり、適度な運動をすることがすすめられます。
一番大切なことは食事内容を管理して、体重が増えすぎないようにすることです。
塩分(ナトリウム)を1日7g未満に減らし、ナトリウムの排出させるカリウムが豊富な食材をたくさん食べます。
ハム、ベーコン、ウィンナー、干物などの加工食品は塩分が高いので減らしましょう。
【カリウムが豊富な食材】
イモ類(里芋、山芋、さつま芋、じゃが芋)に豊富に含まれます。
ほうれん草、春菊、カボチャ、キュウリ、ナスなどの野菜
切り干し大根、納豆、ひじき
ゆでるとカリウムが溶け出しやすいため、ゆで汁を含む汁物として食べるといいです。
【食べ過ぎないための工夫】
甘いおかしや味の濃いスナックをなるべく避ける
こんにゃくやキノコ類は低カロリーで満腹感を得られやすいのでおすすめ。
雑穀米をとりいれて、よく噛んでゆっくり食べましょう。
【おすすめの食事メニュー】
薄味の和食のイメージです
春菊やイモをいれた具だくさんのみそ汁

切り干し大根やひじきの煮物

【外食が多いときの工夫】
ラーメンやうどんの汁をなるべく飲まない
味が濃い場合は塩分が多いので、食べ残すことも大切
【週1回は制限をしないチートデイ】
厳格に制限する食事が毎日続くと、精神的につらくなって続かないこともありがち
週1回はなんでも食べてよい「ご褒美の日」を設けるといいですよ

